*きちんとした?プロポーズ*
それは、初めてブライダルフェアに行った3日後の事でした
一般的にサプライズなどが『きちんとしたプロポーズ』とするなら、
Kさんのプロポーズはきちんとしたものではなかったのかもしれません。
サプライズ的な事が上手くできないKさん。
私がイベントやサプライズ的な事が好きだと思っていてくれていて、
いつも彼なりに努力をしてくれる
(正直に言うと、私はイベントは好きですが・・・
サプライズというよりは精一杯の誠意が伝われば、サプライズでなくても嬉しいです )
今回も、
「きちんとしたプロポーズが欲しい 」
という私の気持ちに、Kさんなりに答えようと始めは思っていたそう。
しかし、どんなものがきちんとしたプロポーズなのかいまいち分かっていなかったKさん。
3月頃に、
「どんなのが、きちんとしたプロポーズなの?」と聞いてきたことがありました。
私としては、やっぱりサプライズ的な?と思いましたが、
Kさんにサプライズは期待できないし・・・
かと言って、婚約指輪 を用意してもらっても
自分の好みに合わないとかだったらイヤだし・・・
(ちなみにKさんは、婚約指輪は私が自分で選びたいだろうと予想していたそうです)
だから結局、
ami 「最低、言葉と何か物があればいいんじゃないかな?
あとは、雰囲気とかシチュエーションとか?」
Kさん 「物って、やっぱり指輪とか?
(指輪は一緒に選びに行きたい…
気に入るものを選ばせてあげたい…)」
ami 「必ず、指輪じゃなくてもいいんじゃない?
(指輪のサプライズも理想的だけど、
一生の物だから好きなものを選びたい…
でも、Kさんが選んできてサプライズしようと考えてくれてるなら、
それを否定はできないし…)」
こんなやりとりになってしまう私達w
そしてやっぱり、どんなプロポーズをしたら良いのか分からないまま、
時が過ぎ、結婚への準備も進み。。。
Kさん自身も「きちんとしたプロポーズなくても大丈夫じゃないか」
と思い始めていたそう。
ぶっちゃけ、
きちんとしたプロポーズもないまま
結婚に向けて具体的に動き出してしまったし、
自分達よりも周りの方が結婚するっていう空気だし、
同棲も始めたし、
「Kさんはこのままプロポーズをしないままで、流れにまかせるかもな」
なんて、諦めつつも
「やっぱり、きちんとしたプロポーズが欲しかったなぁ~」
と名残惜しい気持ちでいました。
そんな私の様子がKさんからしたら、
「きちんとしたプロポーズもないままで、結婚に向けて進めていいの?」
という、戸惑いに見えたそうです。
そして
「本当は、披露宴に向けて悔いのないように楽しく準備をしたいはずなのに、
俺がamiを困らせてしまっている」
と思ったそうです。
だから、
「やっぱりきちんと言おう」と思ったらしいです。
ありがたや
そして、婚約指輪の代わりKさんが用意していたモノとは
なんと
婚姻届
でした
しかも、自分の名前の所の印鑑がすでに押印されているというw
シチュエーションとか、
雰囲気とか、
いつもの日常と変わらなかったけど、
場所も家だったし
でも、Kさんの誠実な真剣な気持ちが伝わってきました
そう、これが私達の
「きちんとしたプロポーズ」
だったんです。
ちなみに、言葉は私の心の中だけにしまっておく事にします w
※プロポーズ記念日。
Kさんは覚えていませんでしたが・・・2013,4,10でした